豊洲市場に入荷する大型のあんこうは北海道や青森県産が主となります。寒い海域で育つあんこうは肝がたっぷりと入り大きく育ちます。大きなあんこうの方が身や肝が発達し、あんこう鍋にしたときに格別の旨さを発揮します。安価なあんこう鍋用の切り身は2-3kgほどのあんこうを原料とすることが多いです。小さなあんこうは原料価格が安いからです。
この商品はあんこうの美味しさにこだわるため、8kg以上の魚体のあんこうしか使用しておりません。大型あんこうの旨味をご堪能ください。
あんこう鍋は意外と簡単に作れます。下記を参考にしてください。
・切り身をパックのまま冷蔵庫いれて解凍します。お召し上がり前日に冷蔵庫においてください。
・他の鍋の具はお好みで白菜、ネギ、しいたけ、豆腐などを用意します。
・生のあん肝を塩水に10分ほど漬け、血管などがあれば取り除いてください。
・お湯を沸かして他の部位(身、皮、アラなど)を湯がいてぬめりや臭みを取り除きます。湯通しはさっとでかまいません。
・塩水に漬けたあん肝を軽く流水で洗い、細かくたたきます。
・弱火にかけたお鍋で、たたいたあん肝をじっくりと煎ります。あん肝を焦がさないようにゆっくりと加熱してください。
・あん肝に火が入ると肝の脂がでてそぼろ状になります。
・そぼろ状のあん肝に鍋のスープを加えかき混ぜます。(鍋用にダシをとってもよいですし、お手軽にスーパーなどで売っている鍋の素スープを使用してもよいです)
・あとは通常のお鍋のように、火が通りづらい食材からお鍋に入れて加熱してください。
・鍋が沸騰したら弱火にして5分ほど煮込んだら完成です。
・最後はご飯と溶き卵小ネギをいれて雑炊を作るのをおすすめします。