築地・豊洲に集まる世界の美味しいもの発信メディア

魚群の嫁日記『からすみとキャベツのパスタ』

03150011_55044f9d24046

 

 

 

 

 

日本三大珍味(ウニ・カラスミ・コノワタ)のひとつ、新入荷の「カラスミ」です。

カラスミはボラの卵を塩漬けし、天日干しで乾燥させたもので、古くは安土桃山時代(1600年前後)当時の明(中国)から伝来したそうです。豊臣秀吉が食べたという記録も残っているようで、世界中(台湾・イタリア・スペイン・エジプトなど)で珍重されています。

私は今までにほんの数回、お土産でいただいたものを少々食べたことがあるくらいです。

主人が一腹持ち帰ってきたので、この高級食材をどうしてくれようかと悩みました。
大根と一緒に食べるか、パスタ、くらいしか知りません。
まぁここは無理をしないで王道の食べ方でいってみましょう!

【作り方】
お湯をわかし塩を入れてパスタ(200g)をゆでる
ゆであがり1~2分前に、キャベツの葉(2~3枚)を入れ一緒にゆでる

カラスミ(半腹)は2/3ほどおろし金ですりおろし、のこりは細かくきざむ

フライパンにオリーブオイル(大さじ1)・にんにくみじん切り(小さじ1)を入れ
火をつけて弱火で香りを出し、きざみからすみをカリっと炒める
ゆで汁(おたま1)・乾燥パセリ(少々)・塩こうじ(小さじ1)を加えよく混ぜる

ゆであがったパスタとキャベツをソースによく絡め
すりおろしたからすみをたっぷりかけて完成
2015-03-19-18-24-00_deco

 

 

 

 

 

からすみは贅沢にたっぷり、炒めたものも食感のアクセントになって
塩気とキャベツの甘味がよく合います。
ふつうのパスタが豪華に変身しました。
魚卵系がお好きな方でしたら、ぜひ一度お試しいただきたいです。

 

PhotoGrid_1427067912167

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、別の日のお酒のおつまみ。
ミナミマグロの中トロ、えいひれ炙りにカラスミ炙り。
なんだか盆と正月が一緒に来たような(お彼岸ですけど)豪華なおつまみ。

からすみは薄く切って炙って食べると、ねっとりとした重厚な旨味が感じられます。
でも、歯にくっつくんですよねー。
それは、大根と一緒に食べることで、すっきり解決!
大根の酵素のパワーで歯につきにくくなるらしいですよ。
学生時代に酵素の研究をしていた主人ですが、大根キライと言って決して一緒に
食べませんでした。ガンコですねー。
ガンコ主人をやわらかくする酵素ないかしら?!(笑)

 

 

店主は炙った金網でまな板をこがしました
https://gyogun.net/products/detail227.html

by
編集者/クリエイティブディレクター。アナログゲームとブリの照り焼きを愛する元農家。お米は土鍋で炊く派です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA