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魚群の嫁日記 『金目鯛(キンメダイ)の煮付け』

築地場内に落ちていた金目鯛のアタマを拾ってきた(笑)というので
某大手レシピ検索サイトを参考に煮付けにしてみました。

うんちくメモ
金目鯛の旬は冬と言われますが、産卵を控えた今の時期が脂がのっておいしいんですって。
業務用ですと三枚おろしにしてフィレのみ使うので、アタマや骨は捨てられてしまいます。
もったいないですね~。ちょっと一手間かけておいしくいただきましょう。

1尾2kgほどの大きめの金目鯛のアタマ
きれいな色ですね

このままでは大きすぎるので兜割りにします

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出刃包丁を口から入れ左右を切り分けます
さらに目の下で切り分けます
ウロコや血合いを塩水に付けながら取り除きます

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お湯を沸かし湯がきます
表面が白っぽくなったら取り出し冷水につけ
冷水の中で残ったウロコや血合いを取り除きます

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金目鯛は魚自体に生臭さがあるので
下準備は念入りに行います

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水・酒(各カップ1) しょうゆ(カップ1/2)
砂糖(60g) しょうが薄切り(1かけ分)
強火で煮立てアクをとりながら2~3分
アルミ泊で落としぶたをして中火で7~8分煮ます

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煮汁が半量になったら落としぶたをとり

煮汁を回しかけながらとろりと照りが出るまで
煮詰めます

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器に盛り針しょうがをのせて完成です

甘辛いタレでご飯がすすむ一品です。下準備をしっかりしたことで生臭さもなく、ふっくらと仕上がりました。

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編集者/クリエイティブディレクター。アナログゲームとブリの照り焼きを愛する元農家。お米は土鍋で炊く派です。

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