日本三大珍味(ウニ・カラスミ・コノワタ)のひとつ、新入荷の「カラスミ」です。
カラスミはボラの卵を塩漬けし、天日干しで乾燥させたもので、古くは安土桃山時代(1600年前後)当時の明(中国)から伝来したそうです。豊臣秀吉が食べたという記録も残っているようで、世界中(台湾・イタリア・スペイン・エジプトなど)で珍重されています。
私は今までにほんの数回、お土産でいただいたものを少々食べたことがあるくらいです。
主人が一腹持ち帰ってきたので、この高級食材をどうしてくれようかと悩みました。
大根と一緒に食べるか、パスタ、くらいしか知りません。
まぁここは無理をしないで王道の食べ方でいってみましょう!
【作り方】
お湯をわかし塩を入れてパスタ(200g)をゆでる
ゆであがり1~2分前に、キャベツの葉(2~3枚)を入れ一緒にゆでる
カラスミ(半腹)は2/3ほどおろし金ですりおろし、のこりは細かくきざむ
フライパンにオリーブオイル(大さじ1)・にんにくみじん切り(小さじ1)を入れ
火をつけて弱火で香りを出し、きざみからすみをカリっと炒める
ゆで汁(おたま1)・乾燥パセリ(少々)・塩こうじ(小さじ1)を加えよく混ぜる
ゆであがったパスタとキャベツをソースによく絡め
すりおろしたからすみをたっぷりかけて完成
からすみは贅沢にたっぷり、炒めたものも食感のアクセントになって
塩気とキャベツの甘味がよく合います。
ふつうのパスタが豪華に変身しました。
魚卵系がお好きな方でしたら、ぜひ一度お試しいただきたいです。
こちらは、別の日のお酒のおつまみ。
ミナミマグロの中トロ、えいひれ炙りにカラスミ炙り。
なんだか盆と正月が一緒に来たような(お彼岸ですけど)豪華なおつまみ。
からすみは薄く切って炙って食べると、ねっとりとした重厚な旨味が感じられます。
でも、歯にくっつくんですよねー。
それは、大根と一緒に食べることで、すっきり解決!
大根の酵素のパワーで歯につきにくくなるらしいですよ。
学生時代に酵素の研究をしていた主人ですが、大根キライと言って決して一緒に
食べませんでした。ガンコですねー。
ガンコ主人をやわらかくする酵素ないかしら?!(笑)
店主は炙った金網でまな板をこがしました
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