2019年7月2日
私は築地に来て、あの生き物を初めて見ました。
市場って水の流れをよくするために、コンクリ地面の上に板組の床があります。
コンクリと板面の間は10-15センチあるでしょうか。
作業終了時には、ざっと水でゴミを流してしまいます。
その板床のすき間とすき間の間を、あの生き物はズドドドドッと走り回って
います。口には、魚の切れ端を加えていることもあります。大きいものだと
ネコ位のサイズも生息しています。
先日、朝日新聞が以下の記事を掲載しました。
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「築地市場移転、ネズミも転機 区が周辺への拡散防ぐ対策」
築地市場の移転を11月に控え、中央区は、えさを求めて周辺に出てくること
が予想されるネズミの駆除に乗り出す。
巣穴の封鎖や殺鼠(さっそ)剤の投入に加え、近くの住宅や飲食店、事業所
などに、捕獲用の粘着シートを10枚ずつ計約8万3千枚配布する。
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そうです、ネズミです。
私はあんなに大きなドブネズミを見たことがありません。そりゃ、餌が豊富で
暖かで湿った空間があれば、あれだけ大きくなるんでしょうね。
いったい何匹生息しているのやら。
築地移転時には、ネズミの大移動があるかも知れません。
なお、店主はマグロの端切れでネズミ釣りをしたことがありますが、全く相手
にされませんでした。><