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すくすく育つドブネズミ

 

私は築地に来て、あの生き物を初めて見ました。

市場って水の流れをよくするために、コンクリ地面の上に板組の床があります。

コンクリと板面の間は10-15センチあるでしょうか。

作業終了時には、ざっと水でゴミを流してしまいます。

その板床のすき間とすき間の間を、あの生き物はズドドドドッと走り回って

います。口には、魚の切れ端を加えていることもあります。大きいものだと

ネコ位のサイズも生息しています。

先日、朝日新聞が以下の記事を掲載しました。

「築地市場移転、ネズミも転機 区が周辺への拡散防ぐ対策」

築地市場の移転を11月に控え、中央区は、えさを求めて周辺に出てくること

が予想されるネズミの駆除に乗り出す。

巣穴の封鎖や殺鼠(さっそ)剤の投入に加え、近くの住宅や飲食店、事業所

などに、捕獲用の粘着シートを10枚ずつ計約8万3千枚配布する。

そうです、ネズミです。

私はあんなに大きなドブネズミを見たことがありません。そりゃ、餌が豊富で

暖かで湿った空間があれば、あれだけ大きくなるんでしょうね。

いったい何匹生息しているのやら。

築地移転時には、ネズミの大移動があるかも知れません。

なお、店主はマグロの端切れでネズミ釣りをしたことがありますが、全く相手

にされませんでした。><

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編集者/クリエイティブディレクター。アナログゲームとブリの照り焼きを愛する元農家。お米は土鍋で炊く派です。