こんにちは。編集部のそういちろうです。
先日、一度は食べてみようと思っていた「くさや」を勇気を出して買ってきました。
青むろアジのくさやで、真空パックになっているこのくさやは、想像とは違って、普通の干物のようで美味しそう!
ではさっそくと焼き始めたところ・・・
大変なことに!
くさい!くさい!くさい!
急いで換気扇を回して、窓を開けて、ベランダで深呼吸したものの、ベランダもくさやの匂いで充満!
このままではご近所様に迷惑がかかってしまうと一瞬窓を閉めようかと思ったが、あまりの臭さにすぐに断念。
もう食べずに土に埋葬しようか、せっかく買ったのだから一口は食べるべきか、悩んで悩んでるうちに焼き上がってしまいました。
一口食べて思ったこと。
うぅーん。あえて食べることないんじゃない?
でも、これだけ歴史のある食べ物なんだから、いずれはクセになるのだろうか?
私はそう思いながら、食べかけのくさやを庭の土の中に埋葬してやったのでした。
くさやさんに土をかけてやりながらふと思いました。
この前、テレビでスウェーデンの臭い缶詰をやっていたけど、こんなに臭いくさやが日本代表選手だとしたら、世界ではどの程度戦える(!?)のでしょうか?
ということで調べてみました。
そしたら「TRIPGRAPHICS」(http://tg.tripadvisor.jp/)に面白い表が掲載されていました。
表に出てくるアラバスター(Au)という数値が面白い。
納豆が452Au、履いた靴下(!)が120Auだそうです。
履いた靴下?人によって違くない!ってのはツッコミどころでしょう!
では世界の臭い食べ物トップ5をピックアップしましょう。
塩漬けした「ニシン」の缶詰。
缶を開ける時に噴出するガスに失神する人がいる程らしいです。
テレビで見た時には、現地のスウェーデンでも開ける時には人のいない海辺に行って開け、食べる時も、屋外のテラスで食べていました!
ホンオフェ(韓国)6230 Au
「ガンギエイ」というエイの仲間の切り身を発酵させたもの。
韓国では高級食材らしいです。
あるHPでは「例えるなら半年取り替えていないおむつで顔面パック」と表現されていました・・・ゲホッゲホッ
熟成を缶の中で行われるニュージーランドのチーズ。
酸味が強いもののコクがある独特の味を持ち、においはどんなチーズより強烈だそうです。
海鳥(ウミスズメ類)をアザラシの中に詰めこみ、地中に長期間埋めて作ったもの。
グリーンランドのカラーリット民族やカナダのイヌイット民族、アラスカ州のエスキモー民族が作る伝統的な漬物の一種。
写真をみましたが、これを食品と思うことは不可能!
おそらく「納豆を外国人が食品と思えない程度」の100倍は思えないです。
我々日本の代表くさやが世界第5位だそうです!
今から400年くらい前に伊豆七島の新島で生まれた「くさや」。
開いた魚を海水に浸して海水が発酵した「くさや汁」に魚を漬け込んで、その後、天日干ししたものです。
昔の人は、風邪や下痢や便秘の際にくさや汁を飲んで治していたそうです。
また、傷やはれものもくさや汁につけると治ったそうです。
くさや汁には天然の抗生物質が含まれているのですね。