こんにちは。編集部のそういちろうです。
日本食の食材の中には、縁起が良いとされる食材がたくさんあります。
海老(えび)はその代表選手の一つ。
縁起が良いとされる理由には、「赤」色がおめでたいや、腰の曲がった姿が「腰が曲がる歳まで長生きできるように」という長寿の象徴だったりします。
なんだかんだと食べている海老ですが、某TV番組の情報によると、1年間1人当たりのエビ消費量は、アメリカ82尾、フランス69尾、イタリア53尾に対して日本が100尾!だそうです。(データの出所が分からないので、へぇーっていう程度でご了承下さい)
ということで、どんな海老があるのかなぁ?とふと思い調べてみました。
でも、あまりにも数が多いのでここでは有名どころをピックアップして掲載します。
エビの王様です。
王様というと伊勢海老と思うかもしれませんが、味でいうとクルマエビこそが一番だと思います。築地には活クルマエビがオガクズに包まれて(夏場は水槽)入荷されます。エビの競りといったらクルマエビが花形です。
季節によっては天然モノもありますが、流通量は養殖がほとんどです。産地は主に国内(沖縄・九州)ですが、台湾や中国から活きたまま入荷もされています。
大きいサイズで1尾100gくらい。小さいものですと15g(才巻と呼ばれる)です。加熱したときに風味と甘味が増すエビです。価格が高いですから、高級な天ぷら屋さんなどで使用されます。
▲車海老
伊勢海老(伊勢海老)
千葉から九州まで広範囲で水揚げされるエビです。
入荷する大きさは200gのちっこいサイズから、1Kgを超えるサイズまであります。主流は300-600gでしょうか。お刺身で食べるなら、食感が大切ですので活きた伊勢海老がおすすめ。
私のおすすめ料理法は、味噌汁!です。贅沢なようですが、伊勢海老の頭部で味噌汁を作るとダシが最高に旨いです。エビミソと味噌があうんでしょうね。
オーストラリアや南アフリカからも、活きた伊勢海老が入荷されています。
▲伊勢海老
牡丹海老(ぼたんえび)
本当の名前はトヤマエビといいます。
福井県から日本海側と北海道で水揚げされます。このエビも生のまま食べることが多いです。甘エビよりも高値になります。生で食べるお刺身系のエビの中では最も高級なエビとなります。
ややこしいんですが、本当の名前がボタンエビという北海道と太平洋側で獲れるエビもいます。色がトヤマエビと比べて、薄いオレンジ色です。価格はトヤマエビよりも安値です。
2種類のボタンエビの他に、外国産の冷凍ボタンエビ(スポットシュリンプ)もあって、単純にボタンエビといっても種類が多いですね。
▲ボタンエビ
うしえび(ブラックタイガー)
このエビは「うしえび」というよりも、ブラックタイガーの名前の方が知られているでしょう。スーパーに並んでいるエビで黒っぽい殻のエビです。東南アジアで大量に養殖されています。
天ぷら屋さんのてんやで使用されている天ぷらエビもブラックタイガーです。殻の色は黒いですが、加熱するとキレイに真っ赤になります。
▲ブラックタイガー
バナメイエビ
近年、ブラックタイガーと同じように流通しているエビです。
このエビも東南アジアで養殖されています。ブラックタイガーよりも病気に強い種ですので、生産量が伸びています。スーパーで並んでいる白っぽいむきエビは、ほぼバナメイですね。小型です。
これらのエビ以外にも冷凍エビはあります。ホワイト、ピンク、バナナ、イエロー、ブラウンなど。(なんかそのままの名前ですね)ブラックタイガーとバナメイに比べると、流通量は少ないです。
▲バナメイエビ
ホッコクアカエビ(甘エビ)
ホッコクアカエビは聞いたことがない人が多いと思いますが、通称、甘エビです。
生のまま食べますね。
築地には冷蔵されずに生の状態で届きます。甘エビは冷凍モノの流通が多いですが、近年価格が2倍近くまで跳ね上がっていて、その代替品としてアルゼンチン赤海老が増えてきました。
▲甘エビ
アカザエビ
漁獲量が少なく、超高級エビです。
手が長いのでテナガエビとも言われます。洋食の料理長さんが好むエビという点でも変わっています。日本では駿河湾、ヨーロッパやニュージーランドでも水揚げされます。イタリア語では、スキャンピ。フランス語ではラングスティーヌ。なんか洒落てますよねぇ。
▲アカザエビ
エビは素焼きが一番!?
エビの種類にはその他にも、芝エビ、桜エビ、白エビ・・・挙げたらキリがないくらいありますが・・・
なにはともあれ、海老はやっぱり素焼きが一番と思ってます。
火で炙った時の香りと甘みと少々の塩分、そしてプリッとした歯ごたえはたまりませんね。
▲車海老の素焼き(塩焼き)