2019年7月3日
キャビアもイクラ??? ~イクラの語源~
「イクラ」の語源は、ロシア語です。
ロシア語で「イクラ」は魚卵や小さくて粒々したものという意味があります。
よって、いわゆる鮭の卵はロシア語で「赤いイクラ」と呼ばれ、キャビアは
「黒いイクラ」と呼ばれます。
ちなみに、「いわゆる鮭の卵」と書きましたが、これは正確ではなく、正確には、
「サケ科の卵」です。
実は、私達が「イクラ」と読んでいるのは、鮭の卵だけでなく、鱒(マス)や
サーモンなどのサケ科か卵も含まれるのです。
「イクラ」は健康食!
「イクラ」は「タマゴ」。
イクラに限らず「タマゴ」を食(しょく)すということは、「生命をそのまま
食べる」ということなので、基本的に栄養のバランスがよく、各種必要成分が
含まれています。
「生命をそのまま食べる」
と考えれば当然に聞こえてきますね。
またイクラは鉄分を多く含んでいます。
ただし、高コレステロール、高プリン体なので過剰摂取はあまり望ましくない
のは事実です。
あまり知られていない「塩いくら」の美味!
一般的に「イクラ」といえば、ほとんどの人が「醤油漬けされたイクラ」を
思い浮かべると思います。
実は、職人やツウの方は「塩イクラ」を選びます。
塩だけで熟成させるのは職人技の絶妙な加工技術がいります。
この熟成した塩イクラは、朱色に輝いており、ねっとりと存在感を感じさせ、
イクラ本来の旨味が口の中に広がります。
これから塩抜きして自家製の醤油漬けも作ることができます。
「醤油漬け」に慣れてしまった方には少し物足りなく感じるかもしれませんが、
イクラ本来の旨味を感じたい方にはお勧めです。
是非一度食べ比べしてみてください。
いくら各種