2019年7月3日
鮟鱇(あんこう)は深海魚!
鮟鱇は日本近海では、北海道から東シナ海の水深100~300メートルの砂泥底に生息しています。
鮟鱇の雄(オス)は非常に小さいので、市場で売られて食べられるのは全て雌(メス)です。
旬は12月~2月です。
江戸時代には、最も美味しい珍味ベスト5ということで「三鳥二魚」という言葉あったそうです。
鮟鱇はその「二魚」の一つです。
ちなみに、三鳥は、鶴、ひばり、鷭(ばん←今は狩猟禁止)、二魚は、鮟鱇と鯛です。
あんこうの7つ道具
鮟鱇は捨てる所がほとんど無く、全て食べられ、それぞれの部位が独特の美味しさを持っていることから、鮟鱇の食用部分を「7つ道具」と称されています。
その7つは・・・
「キモ(肝)」
「カワ(皮)」
「水袋(胃袋)」
「ヌノ(卵巣)」
「エラ」
「ヒレ(とも)」
「身(柳肉)」
白身の部分はあっさりとした美味しさ。
皮やヒレ、のゼラチン質は部位によって食感が異なり格別の美味しさ。
胃袋のコリコリも乙です。
オスの白子は珍味です。
何と言っても肝。新鮮な鮟鱇の肝はフォアグラなんか目じゃない!という人もいるとかいないとか。
なかなか食べる機会がないと思いますが、一度は味わってみたいですね。
鮟鱇(あんこう)商品
当店で取り扱っている鮟鱇商品は3種あります。
一度お試し下さい。
■「あんこう鍋(特上あん肝付き)セット(5-7人前)」はこちら・・・