こんにちは、編集部のそういちろうです。
みなさんはバーベキューで貝を焼いた時、フタが勝手にパカっと開いて、貝の旨みがたっぷり入った貝汁がこぼれちゃって、あーもったいないっていう経験はありませんか?
大胆に焼いて大胆に食べるのがバーベキューの醍醐味ですが、ちょっとした工夫で素材の旨みをぜんぶ堪能できるんです!というわけで、今回は貝を上手に焼く方法をお伝えします(今回の事例はハマグリです)。
先日家族でバーベキューをやっていたときのこと。
築地で仕入れたハマグリは既に砂抜きされているので、そのまま焼けば良いだろうと網の上にポイポイ並べていました。
日頃は家のことなど何もやらない私。
こんな時こそ“頼れるお父さん”を演じるべく、
大胆に気分よく準備をしていました。
「やっぱりバーベキューは大胆に食べるのが一番!」
そこへ、小学生の息子がやってきて一言。
「お父さん。この前、テレビで、貝を上手に焼く方法をやってたよ!」
そういって何かを取りにいくではありませんか。
さすが魚屋の息子!
もうこの歳で魚介類に興味をもってくれたのかぁー。
ちょっと感傷に浸りながら息子の背中をみつめていました。
やっぱり家族でのバーベキューはこういうのがいいんだよなー。
苦労して準備して良かったぁー。
と、またまた感傷に浸っていると、息子がアルミホイルを持って戻ってきました。
アルミホイルを持って戻ってきた息子。
ハマグリをアルミホイルで巻きながら、テレビで知った事を話してくれました。
要約すると次のような内容。
貝が開くのは、熱によって貝柱が離れるから。
例えば、家のトースターなどで上から加熱すると、上の貝柱だけが離れて身や汁が下の貝に残るので、汁をこぼすことなく上手に焼けます。
しかし、バーベキューの場合には下から加熱することになるので、下の貝柱が先に外れて開いてしまう。その隙間から熱が逃げ、さらに開いた勢いで汁もこぼれてしまうのです。なんともったいない!
それを解決するのがアルミホイル!
アルミホイルで巻き、熱が逃げないようにするだけで、上の貝柱がはずれて下の貝に身も汁も残って上手に焼けるといワケです。
なるほど!これは簡単!
具体的な焼き時間は、5-6分焼いて1分くらい蒸らすといいらしい。
息子のおかげでぷっくり美味しいハマグリができました!
醤油をちょっと垂らして一口でパクリ、そしてビールをグビッと!
海の幸を満喫できる瞬間ですね!
今回は夫婦それぞれの両親も誘って3世代海鮮バーベキュー。
通販で買った海鮮具材を、ヤマトさんがバーベキュー会場に届けてくれて(※)運び入れも楽チン。
準備中はワイワイガヤガヤ。
生きたオマール海老やアワビに子供たちがキャーキャー。
それを見ているジジババたちはワッハッハ。
なんて手軽な親孝行と家族孝行でしょう!
春と秋、過ごしやすい季節はバーベキューが鉄板です!
※現地配送が対応可能なお店かどうかは、お買い物をする際に確認してみてくださいね!