こんにちは編集部のそういちろうです。
みなさんもテレビなどでご覧になったことがあるかと思いますが、いつも海と格闘している漁師たちってかっこいいですよねー。わたし思うのですが、漁師って世界中どこの漁師もなんか同じかっこいい雰囲気を醸し出していません?やっぱり常に自然と対峙している男はかっこよくなるのでしょうか?
海と格闘している漁師のイメージ
そして、その漁師たちが船の上や岸辺で食べている、自分たちで獲ったばかりの魚を豪快に料理した「まかない」ってなんであんなに美味しそうなのでしょう!
やっぱり素材のことを良く知っていて、こいつはこの料理法が一番美味しいっていうのを知っているからなんでしょう。
そんな漁師のまかない料理の一つが「ガンガン焼き」です。
究極の調理法っていうからどんなすごい調理法かと思うでしょう??
ところが、「ガンガン焼き」の作り方は極めてシンプル!
なんでもそうじゃないですか。
何かを試行錯誤して究極を目指すと、どんどん無駄が削ぎ落とされていき、行き着くところシンプルになるって。
ブリキ缶に新鮮素材をぶっこんで(コレ大事!漁師らしく豪快に!)、火にかけ蒸すだけ。
「ただ蒸すだけじゃん!」ってツッコむのはナシで!
漁師たちの究極の調理法なんだってのが最大の調味料になります!
漁師たちのまかないが美味しいのって、まずは素材が美味しいからじゃないですか。
海で獲ってきたばかりの新鮮魚介!やっぱりこれなくしては全てだいなしですよね。
ですから、素材だけは慎重にケチらずに選びましょう!
今回使った魚介はこの子たち!
ドドーン!すごいでしょう?
北海道・三陸産のカキ、ホタテ、サザエ、毛ガニとカナダ・アメリカ産のオマール海老(ロブスター)たち。
みんな生きているのですよ!
全部で一万円を余裕で超えてしまいましたが、せっかくやるのですからケチらず豪快にやってやりました!
前述したように、たいそうなネーミングですが、調理方法はいたって簡単!
ブリキ缶に入れてただ火にかけ蒸すだけ!
まずは、カキとホタテを入れてスタート!
ブリキ缶にカキとホタテをテキトウにぶっ込みます!
ブリキ缶のフタをして火にかけます。
中火で5-6分程度たつと、フタの隙間から蒸気が出てきました。
中がどんな感じが見てみたいところですが、ここはじっと我慢。
その状態でさらに5分ほど待ってフタを開けてみると・・・
フタを開けるとふわっと磯の香りが部屋中に充満!
一気に脳みそが海にワープした感じ。
口を開いたホタテが歓迎しているようです!
ではさっそく食べてみましょう!
ホタテはウロ(黒い部分)とその近くにあるエラは食べません。
真ん中の貝柱と周りのヒモを取り出します。
せっかくの素材を活かしたシンプル調理法なので、まずは何もつけずにパクっと!
絶妙な塩加減とホタテの甘味がまあ見事です!
ちょろっと醤油をたらして食べるのも乙でした!
次にカキです。
これまた、まずは何もつけずにパクっと。
海のミルクとはよくいったものです。
濃厚なカキの旨みとこれまた絶妙な塩味がたまりません。
続いて、いっきにオマール海老、毛ガニ、サザエをいってみます!
火にかける前はこんな感じ。
蒸しあがったあとはこんな感じ。
オマール海老も毛ガニも真っ赤にそまって、ぼく食べごろだよって言っている感じ。
どれも解体(!?)にはちょっと手こずりましたが、美味しく頂きました。
海の幸ってなんでこんなに塩味が絶妙なんでしょう!
家なのに海を満喫した一時でした。
今回は家でやりましたが、バーベキューでワイワイやりながら食べるのも最高でしょう!
なんたって調理が大ざっぱで大丈夫ですから!
火にかける前に、生きたオマール海老をたわむれて、あとはビール片手にみんなでキャーキャー言いながら食べるのは楽しいでしょうね!ぜひお試しあれ!