2019年7月3日
鮮魚が届いたらなるべく早くお召し上がり頂きたいのですが、お客さまの都合によっては料理する日まで鮮魚を保存することがあると思います。保存期間が2-3日の場合は、冷凍せずに下記のようにして冷蔵保存することもできます。保存後あくまで加熱して食べる場合で、刺身はいけません。
食べるまでに時間をおく場合は、鮮魚の下処理はウロコ内蔵エラを取って送ります。鮮魚が届いたら魚の頭を落とします。
水道水で腹の中の血合いをブラシで(小さなたわしとか歯ブラシなどで)きれいに取りのぞく。頭は半割にして、同じように血合いを取りのぞく。血合いから雑菌が繁殖し腐敗や臭いの元となるからです。
血合いを取り除いた本体と頭を、酢を適当に足した水にざっと漬ける。水から出してキッチンペーパーなどで水滴を完全に拭き取る。
鮮魚の腹の中にキッチンペーパーを詰めてラップし、袋氷(袋に氷を入れて水がもれないように縛っておく)をあてて冷蔵庫に保存する。チルド室(低温)だとなおよい。半割にした頭は冷凍してしまう。
1日1回は、魚本体から出た水をきれいに拭き取り、腹の中のキッチンペーパーをつめ替えて、再度ラップをして袋氷をあてておく。
調理する直前に本体を3枚におろして切身にする。流水解凍した頭とあわせて、加熱調理する。
以上の手順で2-3日鮮魚を保存することができますが、状態は魚によってまちまちです。鮮魚の状態をよく見きわめて保存してください。