こんにちは。
編集部のそういちろうです
今回は世間でもだいぶ認知されてきた「塩水ウニ」を食べてみました。
お寿司屋さんで箱に並べたウニは見たことあるけど、塩水ウニを見たことない人も多いはず。
ウニについても調べてみたので、初めて食べてみようとされる方必見です!
日本で流通しているウニの種類は大きく分けて2種類。「バフンウニ」と「ムラサキウニ」です。
外見で見分けることが簡単で、トゲの長さを見れば一目瞭然!
トゲが短いのが「バフンウニ」で、トゲが長いのが「ムラサキウニ」
ちなみにムラサキウニのトゲには毒があるので取り扱いは要注意です。
ウニは雌雄異体で、オスとメスがあるのですが、外見からは判断できません。
でも身を剥いてみると色で判別できます。
ちなみに私たちが食べる身と呼んでるのは、オスの「精巣」、メスの「卵巣」ですね。
この精巣・卵巣の色でオスメスを見分けるわけです。
明るい白黄色からオレンジ色がメス、赤から赤茶色の少し暗い色がオスです。
市場の評価は「白(黄)色」>「赤茶色」です。
ウニの世界もメスの方が価値が高い(!?)
市場では生ウニを1年中買うことができますが、本当に美味しいウニといえばやはり産卵時期の前となります。
評価が最も高い北海道をみると1月頃、襟裳から始まって、北海道を反時計回りにぐるっと回っていき、小樽・積丹・古平の8月頃までが旬となります。
粒の大きさは最後の小樽・積丹・古平あたりが大きくなります。
塩水ウニとは、名前から推測できるかと思いますが、海水と同じ濃度の塩水にプカプカウニを浮かべた状態で売っているウニです。
通常ウニは剥き身のまま形を保ち日持ちを良くするためにミョウバンを使用するのですが、塩水ウニの場合ミョウバンを使用することはほぼありません。
まさにナマのウニって感じですかね。
塩水ウニを購入する時には以下の2点をチェックしましょう!
1.浸っている「塩水」は濁ってないか?
2.ウニがバラバラになってなく粒がしっかりとしているか?
ウニは徐々に液状化していくものなので、時間がたつにつれ浸っている塩水の透明度が落ちていってしまいます。粒が少なくなってしまうのも同様です。
事前の知識を頭に入れたら、とにもかくにも食べてみましょう!
今回は豊洲市場で買ってきた塩水ウニを食べてみました。
ウニの甘さとほんのり残っている塩水の塩加減。
そのままはもちろん、ワサビ醤油と一緒でもまたうまい。
とにかく・・・まぁーーーーーーーうまい!
とっても簡単にウニ丼を作れちゃいます。
みなさのぜひどうぞ!