磯の香りが食欲をそそるサザエ。今回は自宅でフライパンを使ってつぼ焼きを作ってみました。網で焼く浜焼きもおいしいですが、お酒で蒸し焼きにするつぼ焼きも最高!作り方の手順や、今回の食材サザエについてご紹介します。
サザエは暖かい海域を好み、日本では日本海、太平洋側のどちらでも獲れます。日照時間の長い太平洋側の方が大きいサザエが獲れるといわれています。時計と反対周りにくるっと回すと身を取り出すことができ、最後に出てくる先端が緑色ならメスのサザエ、白い場合は雄のサザエです。
サザエは通年安定して市場に出回りますが、産卵期である初夏から夏までが一番栄養を蓄えていることから、その手前の春から初夏までが一番おいしい旬であるとされています。
サザエを食べるなら旬の春から。定番の刺身や浜焼き、煮つけや炊き込みご飯などサザエのレシピはいろいろあります。真夏の海辺でのバーベキューも良いですが、ぜひ春から初夏までの旬の時期にもサザエを食べてみてください。
今回は磯の香りたっぷりのサザエのつぼ焼きを自宅のフライパンで作ってみます。必要な材料はこちらの通りです。
調味料は味付け程度ですので、少しあればOKです。お酒とお醤油だけでもさっぱりといただけます。
今回サザエのつぼ焼きを作るのに必要な食材はこちらの通り。サザエ、醤油、酒、バターです。
サザエは特大。ごつごつしていて磯の香りがします。
熱したフライパンにサザエを並べます。
水を入れて蓋をし、蒸し焼きにします。
サザエがフツフツしてきたら火が通ってきています。醤油、酒、バターなどの調味料をすべて入れます。
バターがすべて溶けたら火を止めて出来上がりです。
ポイント:最初に蒸し焼きにして火を仲間で通し、最後に味付けをします。
つぼ焼きが出来上がった時には、家の中に磯の香りが広がっていました。身を取り出すのに少し手間取ってしまいましたが、フライパンで作るつぼ焼きはとても簡単。
コリコリとした食感と磯の香り、そして旨味が凝縮されています。サザエは産卵期に入る前の春から7月頃までが一番おいしい旬です。この時期を逃さず、ぜひご自宅でもサザエのお料理を試してみてください。