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ハマグリにそっくりのホンビノスの酒蒸しとチーズ焼きを作ってみた!

ハマグリに味も形もそっくり、でもお値段はその約1/3という今話題のホンビノス。ずっと気になる存在でしたが、今回酒蒸しとチーズ焼きにしてみました。確かに味もハマグリに似ている!そんなホンビノスという貝について、そして簡単に作れる酒蒸しとチーズ焼きのレシピをご紹介します。

ホンビノスは外来種?!ハマグリにソックリ!

ホンビノスは北米原産の貝、日本では大アサリや白ハマグリと呼ばれることもあります。日本で初めて確認されるようになったのは今から20年ほど前の1998年ごろ。ハマグリは今では限られた地域でしか採れない高級食材になりましたが、ホンビノスは一年を通して手に入りやすく、ハマグリに比べると1/3程の価格で手に入るという点もあり、近年人気が出てきています。

本当に見た目がハマグリのようなホンビノスですが、よく見ると違いがいくつかあります。

  • ハマグリは左右対称、ホンビノスは丸みがあり少し曲がっている
  • 火を通したときにハマグリは全部開くが、ホンビノスは半分くらいまでしか開かない
  • ホンビノスの身の色はアサリに近い黄色

ホンビノスはハマグリよりもコロンと丸い形をしています。そして、火を通しても貝が半分くらいまでしか開きません。開いたホンビノスを見てみると、白っぽいハマグリに比べ少し黄色がかっています。どちらかというとアサリに近い色ですね。ぱっと見はとても似ている二つの貝ですが、よくよく見ると、少し違うのがわかります。

簡単に作れる!ホンビノスの酒蒸しとチーズ焼きのレシピ

今回はそんなホンビノスを酒蒸しにし、チーズ焼きにしました。半分は酒蒸しとしていただき、半分は酒蒸しからのチーズ焼きです。必要な材料はこちらの通りです。

  • ホンビノス 10個
  • 酒 150cc
  • 水 50㏄
  • 醤油 少々
  • にんにくのみじん切り 少々
  • バター 一片
  • チーズ 40g

ほとんど常備してある材料で作ることができます。にんにくのみじん切りはなくてもチューブで代用できます。

蒸したら焼くだけ!調理の手順をご紹介

今回使うホンビノスもずっしりと重いです。一つの重さを測ってみたところ114g。特大ですね。 大きいものは10cm くらいのものあるようです。こちらのホンビノスは7~8cm ほど。

114g のホンビノス

どれも大きなホンビノス。全部で10個あります。

ホンビノス10個

そして、今回使う食材はこちら。ホンビノス、日本酒、醤油、バター、ニンニク、チーズ。

ホンビノス、酒、醤油、にんにく、バター、チーズ

熱したフライパンにホンビノスを並べます。

ホンビノスを並べる

お酒、醤油、にんにく、バターなどすべての調味料を入れ、ふたをして少し待ちます。

ふたをして少し待つ

沸騰してきたら弱火にします。

沸騰したら弱火に

貝が開いたらお皿に出します。これで酒蒸しは完了です。あっという間ですね。

貝が開いたら終わり

半分はここからチーズ焼きにします。キッチンバサミで身のついていない方を切り落とし、チーズをまぶします。

ホンビノスにチーズをまぶす

オーブンで3~4分程焼いたら出来あがりです。お好みでパセリを振っても良いと思います。

オーブンで焼いたら出来あがり

合計10分程でホンビノスの酒蒸しとチーズ焼きの2種類ができました。

ホンビノスは美味しい!少しアサリに近いかも?!

ホンビノスはハマグリに見た目もそっくりですが、味も似ています。ただ、ホンビノスは少しアサリに近いところがあるかもしれません。食感もハマグリに比べるとしっかりしています。

ホンビノスはアメリカではクラムチャウダーの食材として使われているそうですが、確かにパスタやクラムチャウダー、シーフードピザなど、味のしっかりした料理に合いそうです。洋風のシーフード料理にもばっちり合いそうなホンビノス。手に入れやすい価格ですので、ぜひ一度試してみてください。