当店の炭火焼きシリーズの魚たちはそれぞれの魚の味が強く、漬け丼にしてもタレで風味が消されることがありません。
築地魚群が炭火焼きたたきシリーズを卸している和食の板長に漬け丼の簡単な作り方を聞きました。
お刺身にして食べ残ってしまった炭火焼きのたたきを、ぜひ漬け丼にしてください!
醤油3:料理酒1:本みりん1の割合で漬けタレを作ります。それぞれの割合は目安ですので、お好みで割合を変更してください。
料理酒と本みりんを鍋に入れ加熱後、火をつけてアルコールを飛ばします。
(火をつけるのが難しければ、沸騰させるだけでも良いです)
醤油を加えて、ひと煮立ちしたらすぐ火を消してください。
あまり煮立たせると醤油の風味が飛んでしまいます。
料理酒とみりんの種類によっては甘くなりすぎてしまうので、その時は追加の醤油を多めに加えて全体の味を整えてください。
冷ました漬け丼のタレに、すりおろしたショウガやニンニクを加えます。
ニンニクが苦手な人は入れなくてよいです。このときのお好みで柑橘系の柚子などを加えてもよいです。
できあがった漬け丼のタレにお好みの厚さに切り分けたカツオやマグロを漬けこんでください。
漬ける時間は半日程度です。
私の場合余ったたたきの残りを漬け丼に漬けて、翌日に食べています。
丼によそったご飯のうえに漬け込んだカツオやマグロをのせ、刻んだネギや大葉や海苔をちらします。
ゴマや唐辛子をふってもよいです。
あとはできあがった漬け丼を頬張るだけ!
あまり旨くない魚の味をごまかすために漬け丼にして味付けして出している店がありますけど、このたたきシリーズの魚は本当に身に味があります。
漬け丼にして、タレの旨味と魚の旨味が倍以上の相乗効果!
美味しいですよ、ぜひお試しあれ。