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超ヘルシーな「もずく」にもいろいろな種類があるんですね!

「もずく」って最高!?

こんにちは編集部のそういちろうです。

皆さんは、何かをきっかけに、連日連投して食べてしまう食べ物ってありません?
実は、私の最近のマイブームは「もずく」なんです!

先日、ある蕎麦屋さんで食べたのがきっかけでした。メニューを見たとき、ざるそばともずく酢がセットになっているのかと思ったら、ざるそばともずくが絡まって出てきたではありませんか!

しかもいつも見ているもずくとはちょっと違う(後に、これは「岩もずく」と分かりました)。歯ごたえがシャキシャキとしています。

コシのある蕎麦と絡まったシャキシャキのもずくを一緒にそばつゆにつけて食べると、まぁー見事な食感のハーモニー!

もともともずく酢は好きで、スーパーなどで小分けされてたものを買ってはいましたが、その他の食べ方を知らなかった私。これは新感覚。以来、私のプチブームに!

そんなわけで、いろいろな種類のもずくを試してみましたのでご紹介します!

 

 

健康に良いヘルシー食材 ”もずく”

本題に入る前にちょっとした豆知識。

ご存知の通り、もずくはなんていっても超ヘルシー!
100gでたったの4キロカロリーしかありません。
その上、もともと海藻ですから、ビタミンやミネラルを多く含みます。

また、フコイダンという強そうな名前の成分も含んでいて、抗アレルギー・胃を守る・肝機能向上などの効果があるそうです。ですので、ダイエットには抜群ですね。

また食感が心地良く、もずく酢は酢の効果も相まって、食欲がない時にもいけます。
私は夏バテで食欲がないときによくもずく酢を食べています。

 

 

「もずく」の種類と個人的相性の良い食べ方3選!

オーソドックスにお酢で食べるなら”太もずく”

▲太もずく(オキナワモズク)

 

国内で流通しているほとんどのもずくが、この「太もずく」。
別名オキナワモズク。

文字通りちょっと太めで、ツルッとした喉越しがよく、柔らかい。
代表的な食べ方はもずく酢ですが、糸こんにゃく代わりに鍋などにも使われますね。

私は、オーソドックスですが、もずく酢が一番好きです!

 

 

麺と絡めて食べれば最強の”岩もずく”

▲岩もずく(石もずく)

 

日本海沿岸に分布していて、その名の通り岩に張り付いて育つもずく。石もずくとも言います。ぬめりけは少なく、他のもずくと違いシャキシャキとした歯ごたえが特徴のもずくです。前述したもずく蕎麦もこの岩もずくでした。

私の好きな食べ方は、当然ながらこのマイブームのきっかけになった、ざるそばと一緒に食べる「もずく蕎麦」!ラーメン、きつね蕎麦など温かい麺類とも相性が良かったです。麺類に足りないシャキシャキ感があって、食感のハーモニーがとても良いのでおすすめです。

他のもずくも麺類と一緒に食べてみたのですが、イマイチでした・・・。

 

 

他の食材と合わせてハーモニーを作り出す”絹もずく”

▲糸もずく(絹もずく)

 

北陸より南の沿岸に分布するもずく。非常に細くぬめりがあり、別名「絹もずく」ともよばれます。絹のように繊細で絶妙なとろみ(ぬめり)があり、見た目が非常に上品なもずくです。

また、歯ごたえは、岩もずくほどではありませんが、太もずくよりあり、三杯酢以外の調味料にもよく合います。

私がおいしかった食べ方は、三杯酢で味付けした糸もずく、生姜、きゅうり、長いも、かつおぶしを絹豆腐にのせて一緒に食べる方法。

糸もずくがそこまで主張せず、適度な歯ごたえとぬめりけが他と調和して3杯はいけます!

 

 

どれとあわせてもいけるんじゃない!?

もずく自体は特別味があるわけでなく、どちらかというと食感を楽しむものかと思います。いろいろ試しましたが、ほとんどが美味しかったです。

特に、個性の強い「岩もずく」が一番のお気に入り。そのシャキシャキとした歯ごたえを楽しめそうなものには、なんでも入れてしまいます。

もずくが好きな方は、まずは「もずく蕎麦」をぜひお試し下さい!

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築地の仲卸にて修行後に独立起業。家族や両親に食べさせたいと思える食材だけを扱うことがモットー。現在は4児の父として子どもたちに振り回されています。
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