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2019年恵方は「東北東やや東」恵方巻のルーツやルールを知ろう!

恵方巻きのルーツはいろいろ!?

 

恵方巻の起源は諸説あるけれども、どれも信憑性が定かでなく、定説はないそうです。

いくつか言われている諸説は、ウィキペディアによると次のようなものがあります。

□戦国時代の武将(堀尾吉晴といわれる) が、節分の日に丸かぶりして出陣したら戦に勝ったので、以後瑞祥としたことに端を発するとする説。

□江戸時代中期、香の物入りの巻き寿司を切らずに丸のまま恵方を向いて食べ、縁起をかついだ。これが、やがて節分に恵方を向いて、巻きずしを丸かぶりすると、その年の福がさずかるという招福の習わしになったとする説。

□幕末から明治初期、大阪・船場で商売繁盛、無病息災、家内円満を願ったのが始まりという説。

□船場の色街で女性が階段の中段に立って、丸かじりして願い事をしたらかなったという故事にちなむとする説。

□船場の旦那衆が節分の日に、遊女に巻きずしを丸かぶりさせて、お大尽遊びをしていたことに端を発するという説。

時代も戦国時代から明治時代と幅が広く、どれもなるほどって感じではないですよね。

5番目の説なんて、太巻きを旦那衆の男根に見立てて遊女に頬張らせていたということですから、下衆な話です。(意外とこんな遊び心から文化ができるものかもしれませんが)

節分の豆まきと同様、「災難を取り除いて、福を授かる」という観点からいうと、2番目の江戸時代中期の説が個人的にはしっくりきますね。

 

恵方とは?2019年の恵方は「東北東やや東」

 

恵方とは恵まれた方角と漢字で書くのでなんとなく縁起が良い方向という程度に認識していると思います。

正しくは「十干十二支(じっかんじゅうにし)」で60年サイクルで毎年割り振られていて、十干(じっかん)によって恵方が決まっております。
(詳しくはグーグル先生に聞いて見て下さい)

十干:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
十二支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

そしてその恵方ですが、なんと4つしかありません!(下図の赤で囲まれている4つ)

「甲・己」がつく年:東北東やや東
「丙・辛・戊・癸」がつく年:南南東やや南
「乙・庚」がつく年:西南西やや西
「丁・壬」がつく年:北北西やや北

ご存知でした?

 

▲十六方位と二十四方位(イラスト:http://www.oshiete-oterasan.com)

 

恵方巻きのルール

 

 

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築地の仲卸にて修行後に独立起業。家族や両親に食べさせたいと思える食材だけを扱うことがモットー。現在は4児の父として子どもたちに振り回されています。