炭火焼きをパックのまま冷蔵庫に入れます。
ゆっくりとじっくり解凍するのが、魚を解凍するときの要です。
冷蔵庫内に入れてから約半日-1日たつと、たたきの表面が柔らかくなります。
(芯はまだ凍った状態です。中心が半分凍った状態のほうが、お刺し身を切るのに楽です。)
お急ぎの方は炭火焼きをパックのまま、氷水につけてください。1-2時間くらいで表面が柔らかくなります。
炭火焼きたたきを袋からだして表面の水滴をキッチンペーパーなどで拭きます。
サクの中心が凍った状態で、規則正しく5mm幅くらいにたたきを切ります。
よく切れる包丁を用意して、上から押し付けて切るのではなく、包丁を引きながら切ります。
(刃渡りが長い包丁ですと、キレイにお刺身が切れます。写真の包丁は築地有次の牛刀です。)
切りつけたたたきをお皿に盛りつけて、軽くラップをかけます。完全に解凍するまで冷蔵庫に入れてください。
凍った状態だと魚の味がしませんので、切りつけてから1時間は冷蔵庫で解凍したほうがよいです。食べる時間を逆算して準備してください。
カツオやマグロ(ガーリック風味)は身が固く包丁を引きやすいです。
対してビンチョウマグロは、魚の身が非常に柔らかく完全に解凍してからですとうまく切れません。上記に紹介した方法で、半解凍状態のたたきをよく切れる包丁で切るのがよいと思います。
※当店で販売している「かつおのたたき」と「トロびんちょうまぐろのたたき」は、一本釣りという漁法で釣り上げたカツオやビンチョウマグロを原料としていま す。
一本釣りは最も魚を鮮度よく水揚げする方法です。一尾ずつ豪快に釣り上げられた魚は、生きたまま急速冷凍されます。そのため、商品の解凍時にしばしば 身の縮れ(身がねじれたり、波打ったりする)が起こります。
これは解凍時に死後硬直していて、魚が非常に新鮮な証拠です。
余った分は漬け丼にしてください!